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はじめるUML 第7回
2005.9.1 掲載
システム化対象の業務を整理しよう!(2)
今回は、前回に引き続きアクティビティ図について、いくつかのUML2.0で強化された部分を見ていきましょう

アクティビティ図では、業務や処理の流れの中で行なわれる手順を表現しますが、UML2.0ではこの手順を表す要素として「アクション」と「アクティビティ」を用いることができます。これらの要素は、表現したい手順の粒度によって使いわけます。どちらも角を丸くした長方形のような記号を用いて表記しますが、アクションはアクティビティ図の中で登場する手順の中でも最も小さな単位を表すときに使います。一方、アクティビティは複数のアクションを含むもう少し大きな粒度で手順を表現するときに用います。

UML2.0では、アクティビティの内部に複数のアクションやアクティビティが含まれる様子をわかりやすく表現することができるようになっています。

この例では、「製造する」というアクティビティが、「材料」を入力として実行され、「製品」が出力される様子を示しています。図の上段の例では「製造する」アクティビティの詳細を隠す代わりに、詳細を含むことを示す熊手のようなアイコンを表記しています。下段の例では、同じ「製造する」アクティビティを詳細まで表示しています。
また、UML2.0では「拡張領域」と呼ばれる要素を用いることで、リストなどのコレクションで受け渡される複数の入力値に対する処理を表現することができ、より複雑な処理をシンプルに表現することができます。

この例では、顧客リストに含まれる複数の顧客データを順番に繰り返し加工する様子をiterativeモードが指定された拡張領域で表現しています。拡張領域に指定するモードは、コレクションの処理の仕方によって3種類あります。

  • parallel
    コレクションに含まれるそれぞれの入力値が並行して処理されます。
  • iterative
    コレクションに含まれるそれぞれの入力値が順番に繰り返し処理されます。
  • stream
    コレクションに含まれる入力値に対する処理が一度に処理されます。

次回は、シーケンス図について見ていきましょう。


■筆者紹介
後藤 修一/Shuichi Goto
株式会社テクノロジックアート テクニカルデプト システムコンサルタント

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