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はじめるUML 第6回
2005.8.1 掲載
システム化対象の業務を整理しよう!(1)
今回からはOMGのUML仕様書「UML2.0 Superstructure Specification」の第11章Actionsと第12章Activitiesの中から、アクティビティ図を2回に分けて見ていきましょう。

アクティビティ図は、システム化の対象となる業務や、プログラム制御の流れなど、ものごとの逐次的なステップを表現するのに適したダイアグラムです。
UML1.xでは、ステートマシン図を拡張したメタモデルとして扱われていましたが、UML2.0からはUMLの基盤となるメタモデルの大幅な見直しによって、独立したメタモデルが定義されました。これによって各要素の意味がより明確に定義され、下流工程でプログラム処理の流れを表現することは勿論、上流工程におけるビジネスモデリングなどにも役立つダイアグラムとなりました。

このアクティビティ図は、季節的にもそろそろ夏休み!ということで、特別休暇申請の業務フローを表してみました。

図を見ると、アクションやアクティビティを区分けしている四角形の要素が縦方向と横方向に区切られています。これは、従来「スイムレーン」と呼ばれていた要素ですが、UML2.0になってからは「アクティビティパーティション」と呼ばれるようになり、水平方向にも垂直方向にも区切ることができるようになりました。今回の例では、特別休暇申請の流れを大きく「申請段階」と「承認段階」に分けて表現しています。

また、一連の処理の終了を表す要素にも種類が追加されました。内側を黒く塗りつぶした2重丸の記号は、「アクティビティ終了」と呼ばれ、処理の流れが完全に終了することを表します。これ以外にも繰り返し処理の終了や例外的な中断を表すことができる「フロー終了ノード」と呼ばれる要素が追加されました。
例では、めでたく特別休暇が承認された場合を「アクティビティ終了」で、残念ながら承認者に却下されてしまった場合を「フロー終了ノード」で表しています。

次回は、引き続きアクティビティ図のUML2.0で強化されたアクティビティやアクション、拡張領域などの要素について見ていきましょう。


■筆者紹介
後藤 修一/Shuichi Goto
株式会社テクノロジックアート テクニカルデプト システムコンサルタント

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